原子吸光光度計
アセチレン関連のエラーが発生する
→ アセチレンガスボンベの1次圧は0.5Mpa以上であること、2次圧は0.09〜0.1Mpaであることを確認してください。
1次圧0.5Mpa以下で使用すると溶剤のアセトンが装置内部に入り、装置故障だけではなく、ガス漏れによる爆発や火災事故につながります。

アセチレンガスの配管が長い場合や装置が高い場所(1Fがボンベで、3Fに本体を設置したような場合)の場合は、ボンベで設定した2次圧が装置側まで来ると圧力が下がることがあります。その際は2次圧を少し上げてください。
2次圧は0.12Mpa以上には絶対に上げないでください。自己分解を起こしやすい危険な状態となります。

※ご注意ください!

「アセチレンボンベの設置及び管理については「高圧ガス保安法」「消防法」などの規則があります。正しい設置と管理を行ってください。

圧力調整器やアセチレンガス用逆火防止器が劣化すると、適切な流量が得られない場合があります。

調整器や逆火防止器は10年以上交換していないという場合は交換をお勧めします。
バーナーに着火しない
<種火が出ない>
→バーナーハウス左側面からパイロットフレームが出ない場合は、
スパークプラグにカーボンが付着している可能性があります。
電源を必ずきってからスパークプラグを清掃してください。

この部分からパイロットフレームが出ます。




穴の奥にスパークプラグがあります。
カーボンが少し付着していますが、この程度なら問題ありません。



この状態までカーボンが付着するとスパークしませんので
パイロットフレームが出ません。
竹製のヘラなどでカーボンを除去してください。
この際、カーボンが本体内部に落下しますので、名刺などを適当な大きさに切り、カーボンの下側に挿入して受けるようにしてください。



これで清掃完了です。
復帰しない場合はご連絡ください。

<バーナーに着火後1〜2秒で消えてしまう。>
→フレームセンサーの劣化又は誤作動が考えられます。
誤作動の原因として室内の湿度上昇が考えられます。
空調機の使用、室温を下げるなどして湿度を下げてください。
バーナーハウス上部から扇風機などで風を送るのも効果があります(消火している状態で送風)。

<室温は20度設定で問題ないが点火しない・・・>
→原子吸光上部の排気ダクトから外気が逆流していないでしょうか。
冷えた装置に高温多湿の外気が当たると結露しセンサーの誤作動が発生しやすくなります。
フレームが黄色い(多燃料フレーム)
→ アセチレン流量が多すぎるかエアー流量が低下している場合に黄色いフレームとなります。殆どの場合、ネブライザ(アトマイザ)劣化によるエアー流量低下が原因です。感度に影響がない範囲でアセチレンの流量または圧力を調整してください。使用に支障のある場合は交換が必要です。
エアー流量が極端に少なくなると黒いススを伴った不完全燃焼炎となります。
使用開始後暫くすると"ボコボコ"と異音がする
→  ドレインチューブの詰まりや折れによりバーナーチャンバーからの廃液が流れない状態となると、チャンバー内に溜まった廃液が時々吹き上げられ異常音が発生します。廃液が流れやすくなるよう改善してください。
フレームが割れる
→  冷却水温が極端に低い場合バーナースロット部が結露しフレームが割れてしまいます。循環装置を使用している場合は設定温度を高くしてください。水道水の場合は水量の調整をお願いします。
冷却水不足関連のエラーが発生する
→ 冷却水の給水ホース部にメッシュフィルターのついている装置があります。フィルターの目詰まりにより、冷却水不足のエラーとなる場合がありますので清掃してください。
<フレームの場合>
→ 0.8L/min、グラファイトの場合で2.0L/min流れていれば水量には問題ありません。


【水道水フィルタ部】
ホースの途中に付いています。
171-1409が金属メッシュフィルターです。ホルダはネジ式ですので、回転させて分解します。

<新型フィルターの場合>

?@分解不可のナットと左側のネジをスパナで分解します。
?A下の写真のメッシュフィルターを取り出して清掃します。
?B元のように組み立てます。
?Cネジは白ペイント部分が元の位置になるように確実に締めてください。